トップページ > 道具&著書 > ハンディ インド鍋
ハンディー、鍋のことです。これは昔ながらのインドらしい鍋です。壷のような形には意味があって、なんといっても熱の効率がよく、嬉しいことに大胆に混ぜたりしても中身が飛び散りません。 くびれた口の上方が広がっているために、重ねることもできます。中を覗いて見ると、一枚の金属の打ち出しで作られていることがわかります。材質は銅、すず、銅とすずの合金、など様々ですが、内側が銅の場合は酸性の食品の煮炊きに適さないため最近では内側がステンレス張りになっているものもあります。もっとも、近年はごく普通の片手鍋が流行し、この形はだんだん少なくなってきています。 外側が下が熱効率の良い胴で、上がステンレス張り、中はすべてステンレス。 日本では形が珍しくちょっとお洒落なので、料理をした後そのまま食卓に出したり、パーティに持参したりしています。 持ち手がないので持ち運びには鍋つかみが必要です。インドでは金属製の「やっとこ」のような道具で挟んで持ちますが、これをインドで初めて見たときは、和食の板前さんが使うのと同じだとびっくりしました。 インドでは金属はいまだに穴が開いたときは「つぎ」をして使います。日本でも昔はそんなことを請け負ってくれるお店がどの街にもあったものです。そんな「金属つぎ」の跡のあるどっしりした鍋はその家の代々の女性たちの歴史を感じる素晴らしい財産ですね。 そしてこういった鍋などをインドで買うときに面白いなと感じるのは、値段のつけ方です。1ついくら、というのではないのです。まず店のご主人が鍋を秤に乗せて目方を量り、材質の基本価格×目方で値段を決めるのです。要するに、どれだけの重さの金属を使っているかということなのです。 私がホームステイをしたある家は村の金融業のご商売でした。その御宅には借金を返せなかった人が代わりに供出した鍋が沢山ありました。その一つ一つに家の名前が彫ってあったりで、それらを見ながら何処の世にもある人々のドラマを感じたのも思い出です。 最大直径21cm 高さ16cm 【内容量】 ml
商品番号 40010
当店特別価格7,500円(税込)
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当店特別価格 4,200円(税込)